机の引き出し

文章を書くリハビリします 落書きは机の引き出しに詰め込むよね

2016-07-26

なんか1つ目の話は楽しいこと書きたいな〜と思ってたんですけど、この時代に聞いたこともないような数の人が刺傷された事件が起きたと聞いて…。

 

朝のニュースで見たきりで今電車内なので最新のことは書けないんですが、これって障害者支援施設でのことなんですよね。で、容疑者はそこの元職員だと…

 

事件自体が社会に与えた衝撃はかなり大きいと思います。今までも老人ホームなどでベランダから突き落としたり首を絞めたりがありましたが、とうとう介護もここまでなってしまったかと愕然としています。

 

私には身体障害を持つ母、発達障害を持ついとこ、また死んだおじいちゃんはALSを発症し障害認定を受けていました。私はこの先介護の世界と縁が切れることはないと思います。それは誰もが同じことで、突然の事故や病気で後天的に障害をもつことになる人もいるだろうし、家族がそうなるかもしれないし、結婚してできた子供が生まれる前から障害をもつと知ることがあるかもしれません。高齢化社会となっているのもあって、日本での介護の重要性はますます高まっているはずです。

 

そこで起きたこの事件です。

 

事件の詳細が明らかとなっていないので憶測でしかものを言えませんが、介護職の職務の過酷さに対し報酬が安すぎるのがこの事件でも原因なのでは、と思います。

地元の友人のお母さんが転職して介護職についたけれど、よほどプラスの面を拾い上げられないと収入の安さとハードワークに参ってしまうと言っていたと聞きました。また私のひいじいちゃんは最期を在宅看護で迎えたのですが、すべてが終わった後の叔父さん叔母さんはいくらひいじいちゃんが好きだったとはいえ疲れを隠せずにいました。介護とは生半可なものではないと知りました。

 

日本の介護職はなめられすぎていると思います。無事健康な自分にはいくら知識をつけても理解できない行動・からだになっている他人の相手を安い給料で休む間もなくさせられていれば、このような事件が起きても仕方ないと言えると思います。また、この事件の容疑者は「障害者はいなくなればいい」というような旨のことを言っていたと聞きました。これに触発されて御涙頂戴の力だとしても最近和らいだと思っていた障害者への偏見が加速したら…という不安でいっぱいです。模倣犯などが生まれなければと思います。

 

電車が目的地に着いたのでとりあえずここまでで。お勉強してきます。